
ドヴォルザーク「遠き山に日は落ちて」初級編をピアノ演奏しました。
(独学ピアノ練習23日目~27日目の練習日記)
目次
「遠き山に日は落ちて」初級編の演奏動画
「30日でマスターするピアノ教本&DVD 第3弾」実践
ピアノをはじめて27日目
「遠き山に日は落ちて」を弾いてみました
哀愁漂う美しいメロディーです。
音に強弱をつけて表現を意識して演奏しました。
ピアノ教材を実践~独学ピアノ練習23日目~27日目
大人の初心者向けピアノ教材「30日でマスターするピアノ教本&DVD 第1・2・3弾セット」を実践しています。
ピアノを弾いたことがない初心者からスタートしましたが、練習をはじめて23日が経ち、いよいよ第3弾のレッスンに入りました。
少しずつ新しいことを覚えて、できることも増えて成長を実感しています。
「遠き山に日は落ちて」練習日記
(ピアノをはじめて23日目~)
「遠き山に日は落ちて」パート1
2017年9月22日 ピアノ教材18回目の実践日記
【練習23日目/時間60分】
今日から「30日でマスターするピアノ教本&DVD」の3弾(3枚目)に入ります。
課題曲はドヴォルザーク作曲「遠き山に日は落ちて」です。
DVDを視聴すると、海野先生がドヴォルザークが作曲した曲を演奏してくれましたが、どれも聞いたことのある名曲でした。
ショパンの演奏のときと同じように、今回も海野先生の指使いに感動しました!
繊細なタッチで複雑な音を奏でる姿に見入ってしまいます。
自分もあんな風にピアノが演奏できたら…と思いますが、あそこまで弾けるようになるまで何年かかることやら…。
今回の課題曲「遠き山に日は落ちて」の見本の演奏を聴くと、哀愁漂う曲の雰囲気を感じます。
「家路」という別名があり、学校の下校やお店の閉店のときに使われている曲です。
演奏するときは故郷を懐かしむような哀愁漂う夕暮れ時をイメージします。
今日は前奏だけですが、楽譜をみるとシャープなどの臨時記号が多いのが確認できます。
しかも「シ」の音にシャープが付いていて紛らわしいです。
黒い鍵盤が隣にない「シ」の音にシャープが付くと「ド」をあらわします。
さらにダブルシャープという記号が新しく出てきました。
音符に付いている×のような記号はダブルシャープといい、一音上がる意味になります。
シャープは半音上がることをあらわしますが、ダブルシャープだと半音+半音=1音となり、一音上がることをあらわします。
DVDで海野先生がわかりやすく解説してくれますので、楽譜の読み方でわからないことがあったり悩んだりすることはありません。
DVDを見終えて実際にピアノを弾いて実践練習しましたが、前奏だけなのに和音と臨時記号だらけで予想以上に難しかったです。
「シ」のシャープや「ミ」のシャープが何の音か、一度頭の中で変換して指を動かしますので、ひとつひとつ音を確認するのに時間がかかります。
まるで脳トレをしているような感覚です。
とりあえずピアノを弾いて慣れるしかないと思って、短い前奏をさらに半分に区切って繰り返し練習しました。
和音の音を確かめるように、ゆっくり両手で弾くと何とか形になりました。
テンポが遅い曲ですので、表現を意識して演奏します。
「遠き山に日は落ちて」パート2
2017年9月23日 ピアノ教材19回目の実践日記
【練習24日目/時間50分】
「遠き山に日は落ちて」の前奏以降のパートに入ります。
DVDを視聴して海野先生の解説を聴くと、今回は今まで習ったことが多かったです。
複数の音を指でおさえながら別の音を弾いたり、臨時記号もありますが、まえに一度習ったことがあります。
人間は忘れる生き物で、海野先生の説明を聞きながら「あれ?前に習った?」という状態でしたので、あわててピアノ教本を復習しました。
久しぶりに教本を読みましたが、解説がわかりやすいので助かります。
復習を済ませて、実際にピアノを演奏して練習しました。
何度か繰り返すと習ったパートまでは一通り弾けるようになりました。
「遠き山に日は落ちて」はテンポが遅い曲で、難しい前奏以外指使いの難易度はそれほど高くありませんが、音の強弱をつけたり表現を意識する必要があります。
哀愁漂う美しいメロディーで弾いていて気持ちが良いです。
「遠き山に日は落ちて」パート3
2017年9月24日 ピアノ教材20回目の実践日記
【練習25日目/時間50分】
「遠き山に日は落ちて」の3回目のレッスンで最後まで演奏します。
繰り返しが多いので、指使いはそれほど難しくありません。
DVDの海野先生の解説で、2回繰り返すことを「リフレイン」とか「やまびこ」ということを教わりました。
「やまびこ」を演奏するときのコツとして、2回繰り返すからといって同じように弾くわけではなく、2回目は音を小さめに弾くように変化を付ける必要があります。
実際にピアノを弾いてみると、曲の中に同じメロディを繰り返すところが多くて慣れるのがはやいです。
何度も練習して、指使いはなんとか形になりました。
「遠き山に日は落ちて」は右手と左手のハモリの部分が演奏して心地良いです。
曲のラストのパートは同じメロディでも音の長さが長くなり、やまびこに振り返るイメージで音を小さく表現します。
楽譜に音の強弱記号が多いため、演奏の表現方法を考えながら弾くと、指使いに余裕がなくなりミスをします。
右手と左手の指使いだけでなく音の表現など、一度に考えることが多いと頭の中が混乱することがありますので、練習して慣れることが大事です。
そういえばピアノの練習のときに楽譜をみて、まだ習ったことのない記号があることに以前からずっと気づいていましたが、この記号については次回で習うようです。
どんどん新しいことを覚えますので、私のような中年の初心者でも成長を実感できて、やりがいがあります。
「遠き山に日は落ちて」パート4
2017年9月25日 ピアノ教材21回目の実践日記
【練習26日目/時間60分】
「遠き山に日は落ちて」4回目のレッスンではペダルの踏み方を教わります。
最初にピアノ教本を読んで予習してからDVDを視聴しました。
私の家のピアノはグランドピアノではなくアップライトピアノですので、左端にシフトペダル(ソフトペダル)、中央に弱音ペダル、右端にダンパーペダルが付いています。
ペダルを踏むタイミングは音を弾いた直後ですので、実際にピアノを弾いてペダルを踏むタイミングを覚える必要があります。
楽譜をみると前奏からペダルの記号が多くて、気持ちに余裕がありません。
両手で和音を弾きながらペダルを踏むタイミングを考えると、頭の中がこんがらがってミスをします。
何度か繰り返して、ようやくペダルを踏むタイミングがわかった気がしました。
理屈ではなく、耳で聴いてペダルを踏むタイミングを体で覚えることが大事です。
「遠き山に日は落ちて」の最後の方で、一番曲が盛り上がるところは連続してペダルの記号があります。
ここでいつも失敗するので集中して練習しました。
ペダルが入ると一気に難易度が上がりますので、まずはペダリングに慣れる必要があります。
次回はピアノ教材を進めずに、もう一度「遠き山に日は落ちて」を練習します。
独学ピアノ練習27日目の日記
2017年9月26日【練習時間90分】
今日は「遠き山に日は落ちて」を仕上げるつもりで練習します。
ペダルの踏み方や指使い、音の強弱など色々考えることが多くて、どうしても失敗してしまいます。
複数のことを同時に行うのが、こんなに難しいとは思いませんでした。
ミスが多いところは繰り返し弾いて、慣れるようにピアノを練習しました。
「遠き山に日は落ちて」は哀愁漂う美しいメロディーで、学生の頃の下校の時間を思い出します。
時間はかかりましたがペダリングさえ慣れれば、ゆっくりしたテンポで指使いも前奏以外は簡単な曲ですので、なんとか仕上げることができました。
「遠き山に日は落ちて」初級編~演奏動画
実際に弾いてみました!
次回は「30日でマスターするピアノ教本&DVD第3弾」の最後の課題曲に挑戦します。