
パッヘルベルのカノン(ジョージ・ウインストン編)をピアノで弾いてみました。
(独学ピアノ練習1年8ヶ月目)
目次
パッヘルベルのカノン(中上級編)演奏動画
ピアノをはじめて1年8ヶ月目
「カノン」ジョージ・ウインストン版を弾いてみました
中上級にチャレンジ!
「カノン」は弾いて気持ち良い曲です。
前奏から癒され、おだやかな気持ちになりますが、後半は指を素早く動かすので、内心おだやかではありません。
最後のパートで、アップライトピアノの性質上、同音の打鍵が多くできませんので、自分なりにアレンジしました。
「カノン」ピアノ楽譜(ジョージ・ウインストン編)
ジョージ・ウインストンの楽譜集「George Winston Piano Solos」をamazonで買いました。
ヨハン・パッヘルベル作曲のカノンは大好きな曲ですが、楽譜の種類が色々あります。
どの楽譜で弾くか迷いましたが、私の中ではジョージ・ウインストンのアレンジが一番のお気に入りです。
ちなみにジョージ・ウインストン版のカノンは「ぷりんと楽譜」でもダウンロード購入できます。
「George Winston Piano Solos」は全20曲の譜面が収録されています。
(※カノンは「Variations on the Kanon by Pachelbel」というタイトルで掲載)
通販サイトで、難易度「中上級」の記載がありました。
- The Black Stallion
- The Cradle
- Graduation
- Joy
- Loreta and Desiree’s Bouquet-Part 1
- Longing
- Lullaby
- New Hope Blues
- Prelude/Carol of the Bells
- Reflection
- Stevenson
- (Variations On) Bamboo
- Variations on the Kanon by Pachelbel
- The Velveteen Rabbit
- Thanksgiving
- Thumbelina
- The Twisting of the Hay Rope
- Variations on the Kanon by Pachelbel
- Walking In The Air
- Building The Snowman
- The snowman's Music box dance
独学ピアノ練習1年8ヶ月目雑記
2019年5月(ピアノをはじめて1年8ヶ月目)
以前から弾いてみたいと思っていましたが、ようやくヨハン・パッヘルベル作曲「カノン」に挑戦します。
はじめに楽譜を探していると、色々なアレンジの楽譜があることがわかりました。
どの楽譜を買うか迷いましたが、YouTubeで色々な方のピアノ演奏を視聴した結果、ジョージ・ウインストンの楽譜に決めました。
私の選曲基準として、自分で弾いてみたいかどうかが重要です。
ピアノは趣味ですので、弾いて楽しい曲、気持ち良さそうな曲を選んでいます。
独学でピアノを続けるには、やはり練習が楽しくないと継続できません。
自分で弾いてみたいかどうか、それを見極めるために、どんなアレンジか試聴できることが楽譜を購入する時の条件になります。
ジョージ・ウインストンの楽譜「George Winston Piano Solos」を探していると、貴重な楽譜らしく高額で販売している店舗もありました。
私はamazonで割引き価格で購入できましたので、「George Winston Piano Solos」が欲しい方はamazonで買うことをオススメします。
(ぷりんと楽譜で1曲単品でダウンロード購入できますので、1曲だけ弾く場合は「ぷりんと楽譜」で買うのがオススメです)
amazonで注文すると、海外発送のため到着まで2週間かかりました。
手元に届き、楽譜の中身をみると「カノン」は全部で6ページでした。
これまで数曲練習してきましたが、6ページは過去最多です。
楽譜を見ると、最初はシンプルで簡単そうに見えますが、実際に弾いてみると結構苦戦しました。
前奏のパートで、指がどうしても届かない和音が登場!
これは困りました…。
指がどうしても届かない和音をどうやって弾くか、インターネットで調べると解決方法が3つありました。
- アルペジオにする
- もう片方の手で補う
- 届かない音を省略する
YouTubeで他の人の演奏を視聴するとアルペジオで弾いている人が多かったので、私もアルペジオにしました。
弾き方がわかない場合は、YouTubeで他の人の演奏をみて解決できることが多いです。
前半から中盤まで、コツコツ練習して順調に進みましたが、最後の2ページで大苦戦しました。
苦戦する場合は、まず指が動くように、ゆっくり反復練習を続けると、大体解決できます。
「今日弾けなくても明日」「明日弾けなくても明明後日」という気持ちで、すぐには弾けなくても、数日間、反復練習を続けると、いつのまにかに弾けるようになっています。
そんな感じで、ある程度形になると、今度はキレイに弾くことを目標に練習しました。
表現を意識しながら、ミスなく、なめらかな指使いを心がけて、練度を上げていきます。
最後の仕上げに向けて、実はこの「練度を上げること」が一番時間がかかって、しんどいです。
割と早くから、ある程度は弾けるようになりますが、そこから完璧な演奏を目指すと突然苦しくなります。
個人的に8割位の出来が、適度な満足感があって楽しい気がします。
時々ミスしながら、楽しく弾くのが自分にとっては丁度良い感じです。
ミス無く完璧に弾こうとすると苦しく感じるのは多分私だけではないと思います。
ちなみに、カノンのラストで、トレモロという同音を細かく刻む記号が出てきました。
トレモロがあると同音を数多く打鍵する必要がありますが、家のピアノはアップライトピアノですので、素早い打鍵ができません。
(アップライトピアノは1秒間に7回まで打鍵可能で、グランドピアノは1秒間に14回まで打鍵可能)
そのため楽譜通りに弾こうとするとピアノの性質上、打鍵が少なくて、しょぼい感じになりますので、同音連打しない形に自分でアレンジして演奏しました。
今回は時間をかけて取り組みましたが、まだまだ未熟で課題が残った感じです。
左手のテンポに気を付けながら、もっとキレイに弾きたかったので、自分の理想の演奏に届いていません。
パッヘルベルのカノンは、お気に入りの曲ですので、今後も弾いていきたいと思います。
ラストのパートは多少ごまかした感じがするので、いつかグランドピアノで楽譜通りに、同音を素早く連打してみたいですね。
私は「30日でマスターするピアノ教本DVD」を買って独学でピアノを始めましたが、中上級レベルの「カノン」がある程度弾けるようになり、自分なりですが達成感を味わえました。