バダジェフスカ「乙女の祈り」をピアノで弾いてみました。
(独学ピアノ練習2年2ヶ月目)
バダジェフスカ「乙女の祈り」の演奏動画
ピアノをはじめて2年2ヶ月目
バダジェフスカ「乙女の祈り」をピアノで弾いてみました
【※繰り返しは省略して演奏】
メロディーがキレイで、弾いて気持ち良い曲です。
ピアノを始めたばかりの初期に、初級の「乙女の祈り」に挑戦しましたが、今回は難易度を上げて挑戦しています。
指使いは全体的に簡単な方だと思いますが、10連符など部分的に難しいところがありました。
(詳細は後述)
バダジェフスカ「乙女の祈り」ピアノ楽譜
バダジェフスカ「乙女の祈り」の楽譜を、amazonで買いました。(550円)
使用楽譜:ピアノピース016「乙女の祈り/バダジェフスカ」(全音ピアノピース)
【A Maiden's Prayer/T・Badarzewska】
独学ピアノ練習2年2ヶ月目雑記
2019年11月(ピアノをはじめて2年2ヶ月目)
全音ピアノピースの「乙女の祈り」は、楽譜の難易度がCランクの中級レベルになります。
全体的にみれば指使いは簡単な方だと思いますが、部分的に難しく、私の場合は10連符とトリルで苦戦しました。
10連符の他に7連符もありますが、10連符さえできれば、7連符も同様に弾けるようになりますので、繰り返し反復練習が必須です。
難しいところは、右手だけで1音1音確かめるように、ゆっくり弾いて練習しました。
片手で慣れたら左手を追加して、両手でゆっくり弾きます。
7連符と10連符で多少違いがありますが、練習のコツは同じです。
他にも似たようなフレーズが多いので、部分的に反復練習しました。
10連符の場合、私は手を2回、横にスライドしていますが、スライドが遅いと間ができるため、とにかくすぐに横にスライドさせる必要があります。
なるべく10連符の間隔が均等になるように意識しますが、なかなか完璧とはいきません。
トリルも難しくて、一応アップライトピアノでもトリルは理論上、可能のようです。(やりづらいですが…)
トリルを弾くために指番号をきめて、その指限定でトレーニングします。
私の場合は2番3番か、2番4番がやりやすかったので、結局2番3番に決めてトリルの練習をしました。
「乙女の祈り」はトリルがいくつも出てきます。
体に近いところは大丈夫ですが、鍵盤の右端のトリルが上手くできませんでした。
鍵盤の右端のトリルが難しい理由は、体から離れた場所で指に体重をかけづらいからです。
鍵盤の端を弾くときに、肘が伸びた状態になりやすいので、なるべく肘を曲げて、指先に体重がかかるように心がけました。
トリルを弾くコツは、鍵盤が上に上がりきった状態で指を押しこむより、鍵盤が少し下がった状態をキープするように指を交互に素早く押しこむと、上手く出来る感じがします。
一応練習しましたが、トリルもなかなか完璧とはいきません。
トリルが多くて、2本指で交互に動かす時間も長く感じるため、指のスタミナも必要です。
そういうところは一朝一夕でなんとかなるわけではありませんので、継続的に練習して指を鍛えることが大事です。
表現のコツとしては、左手を少し弱めに弾くとキレイなメロディーが引き立ちます。
「乙女の祈り」もYouTubeで多くの人が演奏動画を上げてますので、弾き方など参考にしましたが、実際に弾いてみると上手い人の演奏と比べて、自分の演奏がしょぼい感じに聞こえてしまいます。
楽譜通りに弾けたとしても強弱の付け方や、音の余韻を残したり、ちょっとしたタイミングのズレで曲の雰囲気が変わるため、表現が難しい曲だと感じました。
自分のできることは、現時点で上手く出来なくても、なぜ上手く出来ないのかを考える事がこれからの成長につながると思って、日々精進あるのみです。
ちなみに「乙女の祈り」の演奏は、くりかえし記号を省略して弾いています。
理由としては、最初と最後以外全てに繰り返し記号が使われていて、楽譜通りに弾くと同じようなフレーズが続いて、くどくなるからです。
YouTubeをみても、くりかえし記号を省略して弾いている人は結構多いですね。