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私自身「ピアノで左手の指をもっとスムーズに動かせるようになりたい」という悩みがありましたが、手や指を鍛えてからピアノの上達を実感しています。
どのような方法でトレーニングしたか、練習のポイントなど書きましたので、参考にして頂ければ幸いです。
目次
「ベレンス 左手のトレーニング」を買いました!
独学でピアノを始めて5年5カ月目に「ベレンス(BERENS)左手のトレーニング」を買って、実践してみました。
「ベレンス左手のトレーニング」
全音ピアノライブラリー(全音楽譜出版社)
価格 1,100円(税込)
【私の練習記録】
ゼロから独学でピアノを始めて
5年5カ月目に購入して実践
手の滑らかさや力強さ、タッチの均等などを目的に、同一音型の繰り返しの曲を練習することで、手・指の運動機能が発達します。
中級者、もしくはピアニストのための練習曲集です。
また左手だけでなく、
右手で行えば右手を鍛えることもできます。
ベレンス左手のトレーニングの実践動画
トレーニングの様子を撮影した動画はこちら▼
(ぎこちない動きですみません…)
「曲を弾く」というより「指を動かす」感じです…
ピアノで左手のトレーニングが必要な理由
今回、左手のトレーニングをすることになった経緯は、左手のパートが難しい曲に出会ってしまったことが理由です。
私は好きな曲をピアノ演奏することを趣味にしていますが、X JAPANの「endless rain」にチャレンジして、間奏パートで苦戦しました。
連続する左手の高速アルペジオが弾けません。
X JAPAN「endless rain」の左手の高速アルペジオ
(苦戦中の私の演奏です)
(左手が難しくてスムーズに弾けません)
いつもは最初に弾けなくても、反復練習して、ある程度時間をかければ最終的になんとか形になりますが、今回は時間をかけて練習したのに、上手くできませんでした。
弾けない理由を考えると、右手と左手の能力の違いに気づきました。
左手が右手ほど器用に動きません。
なぜ左手と右手の器用さに差があるのか、もちろん利き手の影響もありますが、ピアノ曲のほとんどが右手が複雑で、左手が簡単ということも原因のひとつだと思います。
私は大人になってから、独学でピアノを始めて5年が過ぎました。
ピアノは初めてですので、最初は初級の曲からスタートして、今では上級の曲も挑戦していますが、多くの曲で右手と左手の難易度に違いがあることに気づきます。
右手のパートはメロディーで、左手のパートは伴奏というのが一般的です。
そして右手のメロディーは複雑で、左手の伴奏は簡単でシンプルです。
つまりピアノの練習をすればするほど、右手の技術と左手の技術に差が出てしまうことになります。
複雑な右手は、ますます器用になり、簡単な左手は相変わらずという状況に陥ります。
その右手と左手の技術の差を埋めるために、左手に特化したトレーニングをする必要があると考えるようになりました。
上級レベルのピアノ曲に挑戦したときに、難しい左手のパートと遭遇して「どうしたら弾けるようになるか?」を考えた結果、左手を器用に動かせるように鍛えることが必要と考えたわけです。
「ベレンス 左手のトレーニング」を実践してみて…その効果は?
「ベレンス 左手のトレーニング」を実践して、短期間でも効果を実感しました!
以前より左手の指を思い通りに操れている感じがします。
1日5分でも効果がありました。
私は、最初に一通り全部のページをやってみて、どんな感じか体感した後は、自分に必要なページだけ選んで繰り返し取り組んでいます。
練習方法は1日1ページ5分位、ほぼ毎日トレーニングしています。
【ページ番号】7、8、9、11、18(練習番号38、39)
7ページ目から始まり、34ページまで全部で28ページの練習曲がありますが、私が繰り返し練習しているのは、わずか5ページです。
前半のページは比較的シンプルな練習曲になっていますので、それをメインに実践しています。
課題は人それぞれ違うと思いますが、私の場合、左手の運動機能の改善が目的ですので、シンプルな練習曲をひたすら繰り返すようにしています。
こんな感じで実践して、短期間で効果を実感しましたが、やはり継続しないと意味がありません。
スポーツと同じで、やめてしまうと手や指の能力は衰えて元に戻ります。
そのため、少ない時間でも毎日実践することをおすすめします。
左手のトレーニングに限らず、ピアノは日々の積み重ね、続けることが大事です。
指を鍛えるピアノ用トレーニング器具もあります
「ベレンス 左手のトレーニング」は、左手を鍛える目的で作成された楽譜集ですが、他にピアノを使わずにできる練習器具もあるので紹介します。
amazonの口コミでは、どちらも高評価です。
トレーニングボード(ピアノ練習補助)
木製のトレーニングボードです。
手の大きさは個人差がありますので、自分の指に合わせて、木材の部品を接着して、組み立ててから使います。
(左手・右手両対応)
指を動かして、打鍵に必要な筋肉をつけたり、指と指の間を広げたり、指の独立性を高める練習も可能です。
トレーニングボードの使い方は、YouTubeに動画がありますので、参考にしてみてください。
フィンガートレーナー
フィンガートレーナーは、ピアノの他にギターやベース、弦楽器やスポーツなど、指の強さが必要なジャンルで、力強さと器用な指先を手に入れるための器具です。
重さ・強度が調節可能で、1.8kgから3.2kgの範囲で変更できます。
小型・軽量サイズでいつでもどこでも使えるのがメリットです。
amazonのレビューをみると、握力を鍛えるよりは指先の感覚を高めるのに向いているようです。
ピアノの技術向上のために大切なことは?
練習曲や器具など、ピアノで手や指を鍛えるために、いろいろな方法があります。
私の場合「ベレンス左手のトレーニング」を実践して効果を実感しました。
練習曲は実際にピアノの鍵盤を使って、より実践的なトレーニングになりますので、短期間で効果を体感できます。
指先の感覚を意識した練習を続けることで、神経伝達がスムーズに行われて、そのうち器用な指使いができるようになります。
ピアノは日々の積み重ねが大切ですので、長く続けられるものから、始めてみてくださいね。
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